王国の世界



この歴史に登場する国々。
イヴェール王国を中心に展開します。


【地図と周辺国家】

イヴェール王国(Royaume d'Hiver)
冬は寒さが厳しく雪が降り積もる。
人々は外に出たがらず暖炉の傍から離れない。
それがこの国の名前の由来となった。
かつての国王は長い間絶対王政で国を支配していた。ロベール四世が台頭した頃には、国王は絶対的権力を持つ存在ではなくなりつつあった。


首都: リュエイユ(Rueil)

大都市であり国内で最も先進的。
毎年秋には感謝祭「聖アンブロワーズ祭」が行われる。人々はその祭を心待ちにしながら一年を過ごしている。
大都市の片隅に貧民街が存在しており、この国の社会格差がはっきりと目に見える。



リュエイユはいくつかの地区に分かれている。特に有名な地区は下記の通り。

サントル地区(Centre de Rueil)
リュエイユの中心地。王族であるヴェルレーヌ家の生家「リュエイユ宮殿」が存在する。
他にサン=シモン法院、聖アンブロワーズ教会、ブーランジェ通りなどがある。

アンシャン地区(Ancien)
リュエイユの郊外付近にある。サントル地区と比べると自然が多く閑静。
昔から死刑執行人一族が暮らしている。
この地区は森に近いため死刑執行人の助手は時々森にある墓地に死体を運んでいる。
森への道は盗賊がいるが、彼らでさえも死刑執行人一族のことは襲う気にはなれないようだ…。


【用語説明】
イヴェール王国に関するものがほとんど